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此処にある音色

第6章 ナイト?


『はぁー…』

譜面に元の楽曲を書き起こし、どうアレンジするか悩む
POP、シック、ジャズ
トントントンとペンで付いていると風が吹いてきた

『あ?』

そこには見たことのない男の姿

?「ミューズ!」

『…は?』

ミューズとは音楽の神に愛されし者の言葉

?「朝はありがとうございました。おかげで助かりました」

『いや、助けた覚えはないんだが?』

訝しげには男を睨む

?「ワタシはセシルと申します。また来ます」

『いや、二度と来ん…』

二度と来んなと言う前にセシルと名乗った男は消えていた
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