第15章 熱を出した…
『うっ…高っ…』
自分の為に使うお金に対しては高いと言ってしまう
否、本来ならば払えない額ではないがやはり自分の為となると高いと感じている
渋々カバンから財布を出して会計をするは、ガックリと項垂れる
受付「お薬は隣の薬局で受け取ってくださいね」
『はい』
そう言って薬局に向かい薬代も払う
やはり高いと感じて項垂れている
『龍也〜…林檎〜…帰る…ぞ?』
何やら言い合いをしている2人は注目の的だ
林檎「けど栄養をつけるなら」
龍也「だからってんな重いもんアイツが好むわけねぇだろ!」
『何やってんだ』
はぁ…と溜め息を吐き出し喫煙所に向かうと気付いた龍也も喫煙所に来た