第15章 熱を出した…
龍也「ふぅ〜…」
カチッと火をつけた龍也は紫煙を吐き出す
も吸おうとしたがカチッカチッと音が鳴るだけで火がつかない
『チッガス切れか。龍也火くれ』
龍也「あぁ」
ライターを取り出そうとした龍也は引っ張られシュガーキスをした
『ん、サンキュ』
スパーっとタバコを吸う姿は様になっている
手帳を取り出して赤と青のペンで書かれたスケジュールはギチギチに詰まっているが、線を引いていく
赤いペンはアイドルの仕事
青いペンは作曲の仕事と分けている
『んと…』
スマホを取り出して納品した作曲のリテイクがあるかもチェックすると1件も入ってきてない
『お?明日久々のOFFにな…』
OFFだと思った瞬間ヴーッと仕事依頼が入る為、再びスケジュールに青いペンで書き込まれていく