第15章 熱を出した…
「昔から大怪我しては悪化させて、疲れから熱出してが定番なんだよ。この子は」
『…仕方ないだろ』
フイッとそっぽ向く
今じゃ病院代は安いと思うくらい稼いでるが、昔は1回行く度会計に震えていた
点滴中の為外へ出された2人
林檎「…はぁ…」
龍也「溜め息ついたってどうしようもないだろ」
そう言うが龍也の顔色もあまり良くない
林檎「行きつけだからって言ってたけど」
龍也「体売ってた時も来てたんだろうな」
シャイニング早乙女が抱えてきたのはまだ幼さが残る子供だった
その目は死んでいて、ついに人殺しをしたのかと2人は思ったくらいだ