第15章 熱を出した…
──病院──
「君ね…ヒビ入ってるの分かってる?」
『はい』
「じゃあなんで悪化してるのかな?」
『仕事の関係上休めなくて』
点滴をしながら医者に怒られているは、ケロッとしている
龍也「そんなに悪いんですか?」
「悪化はしてるけど…そうだね…。全治3ヶ月から5ヶ月に伸びたくらい」
林檎「ちゃん〜?」
2人に睨まれたはどこかバツ悪そうに視線を逸らした
「まぁ…君に何言っても響かないのは知ってるけど」
そう言いながら医者は処置をしていく
林檎「え?」
龍也「どういう事ですか?」
医者ならぬ言葉に2人は聞き返す