第15章 熱を出した…
龍也「おい、」
『んぁ…?』
林檎「みんな大パニック起こしてるから服着て!」
『大パニック〜?…なんでぇ〜?』
熱でボーッとしてるのかフワフワとした回答が返ってくる
いまだにあちこちに巻かれた包帯
『んにゃ…』
一瞬起きたかと思ったが再びソファで寝てしまう
熱で赤くなった頬はどこか艶っぽく、全員がドキリとする
龍也「いいから起きろ」
『んん……後5秒…』
翔「短!普通は後5分だろ!」
林檎「困ったわねぇ…ここには男の子しかいないし…あっハルちゃん!」
春歌「お疲れ様です!皆さんどうしたんですか?」
パタパタと走ってきた春歌に全員が希望を持つ