第15章 熱を出した…
音也「待って!!」
腕を掴んだ音也はその熱の高さに驚いて手を離す
『…んだよ?』
音也「あ…いや…」
『んじゃお疲れ』
そう言うとサッサっとはレッスン室を出て行った
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レコーディング室に入ったは熱さと息苦しさで晒しを取ってタンクトップに着替える
『はぁ…』
ソファに横になれば体が鉛のように重く感じてしまう
『ヒビのせいか…?』
休む間もなく動き続けて医者からも怒られたが、なかなか暇がない
けれどは目に付いたピアノの椅子に座って作曲をしてしまう
体は休息を求めているが、心は音楽を求めている
ならば心のままに音楽を求めて休めばいい