第14章 マスターコース
龍也「おい、ZERO大丈夫か?」
入ってきたのはリューヤでした
『何とか…』
ノートパソコンに向かいながらもチラリとリューヤを見るミューズは大きい溜め息を吐き出しました
林檎「龍也何とかならないの?」
龍也「一応掛け合ってるが…」
3人の話し合いはとても難しい
けど仕事の話なのは分かります
私が首を捻ってるとミューズが私を見ました
『ごめんなセシル。置いてきぼりにして』
セシル「大丈夫!大切な話し合いなのは分かってます」
私がそう言うと少しだけ笑って私の頭をポンポンと撫でてくれました
嬉しいです
龍也「アイツらにどう言うか…だよな」
林檎「一癖も二癖もあるものね」
『はぁ…林檎、龍也…撮影が終わったあと少し時間くれ。セシルは今日はもう帰れ』
セシル「けれど私は付き人!仕事です」
私がそう言うと困ったように考えてます