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此処にある音色

第14章 マスターコース


『はい、シャイニング事務所のZEROです。お世話になっております』

そう言いながらミューズは外に出て行ってしまった

セシル「Sorry…」

林檎「セシルちゃんが戸惑うのも無理ないわ。私達も本当はちゃんって呼びたいの。でもここまで来たのはちゃんの中にいるZEROだから」

セシル「でも無名だからZEROって言うだけ!本来はです」

林檎「落ち着いて…。ちゃんが居なくなった訳じゃないのよ。ちゃんといるの。知ってる?ちゃんってZEROだと格好つけてるけど、足のヒビ痛くて何度も痛み止めや湿布を貼ってるの」
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