• テキストサイズ

此処にある音色

第14章 マスターコース


悪化してないと言ったら嘘だろうが、それでも仕事に穴を開けない
出来ないと言わない

翔「あのさ…ZERO」

『んー?冷たっ!』

冷えた手を振りながらも、もう片方の手で冷やしていく

翔「…俺には那月みたいな音楽の才能なんてないし…音也達みたいな個性もない。俺やって…んぐっ!?」

『…美味いだろ?唐揚げ』

いつの間に手にしていたのか唐揚げを押し付けられた

翔「美味い…けど!俺の話を…」

『んー…美味い…』

いつの間にかお茶飲んでるし

翔「あのさ…俺の話…聞いてる?」

『……個性って必要か?』

翔「え?」

まさかの質問返しにポカンとしてしまう
/ 491ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp