第3章 大変な入学式
?「You…意外と力ありますネー」
ボコボコにしたオッサンがのそりと立ち上がる
『離せ!龍也!林檎!やられたらやり返すだ!』
龍也「お前そんな事言っても傷一つ付いてねーじゃーねーか!」
林檎「そうよ!どこも血は出てないじゃない!」
『血は出てなくてもあんだけの仕掛けやらトラップやらあったら一緒だろ!』
ギリギリと怒りを押さえ込もうとする拳から血が流れ落ちる
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『…で?あんた誰?なんで特待生なわけ?あの仕掛けはどっからグルだ?』
何とか怒りを押さえ込んだオレはオッサンに向けて言い放つ