第3章 大変な入学式
『そんな時間か…』
面倒臭いしフケようかなと呟くちゃん
好きな様にしようとするちゃんは猫っぽい
龍也「ダメだ!」
龍也が拒否するとちゃんは嫌そうに溜め息を吐いた
『ハッキリ言っておくけど…"アイドル"にも"作曲家"にも憧れてない』
自由に生きていたい
それだけがちゃんの本音
まぁ、無理矢理私達が受けさせたんだけどね…
『才能とかどうでもいい』
折角の才能を生かそうとしない
『まぁ…でも…林檎と龍也がいるならいいよ』
イタズラじみた笑みを浮かべるちゃんは小悪魔そのものね…
私達がどんな気持ちであなたを想ってるなんて知らないんだから
林檎 said終