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此処にある音色

第9章 波乱万丈の林間学校後編


『オレを抱けつったんだよ』

龍也「悪ぃ…お前の考えが全く分からねぇ」

『……悪ぃ…忘れてくれ』

何処かボーッとしているはタバコに火をつけた
どこか遠くを見つめるは声をかけ辛い

龍也「いいぜ。抱いてやるよ」

何故かオレ口からは勝手にそんな言葉が出ていた

『……龍也…恩に着る』

龍也「いっいや!今のはちが…」

断ろうとするが俺の口はに既に塞がれていた

『はぁ…』

男の様な格好をしていて、まるで男を抱いている気分になるが、その艶っぽさと色気は女独特のものだ
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