第9章 波乱万丈の林間学校後編
「誰が…!」
『あーぁ…キィキィうるせぇ奴だな。助けずに見捨てれば良かったわ』
さんはそう言いながら海へと目を向けた
やりかねない…と全員思った
春歌「だっダメですよ!」
「アンタもよ!いい子ちゃんぶって正直ウザいんだけど」
春歌「いい子ちゃん…」
何故かそれが私の胸に深く突き刺さった
『いい加減にしろよ…。コイツは確かにいい子ちゃんだ。だけどなそれは作られたハリボテじゃねぇよ!』
春歌「え…」
『丁度いいわ。ここで宣言しとく…何があったら全部オレが受け止めてやるよ。殺られる覚悟があるならな?もしコイツにまた悪さしようとするなら…お前ら全員消す』
それだけ言うとさんは行ってしまいました
この胸の高鳴りは一体なんなんでしょう…
春歌 side終