第8章 波乱万丈の林間学校
『ほら、見てみろよ』
そう言われて上を見上げると綺麗な星空
僕が見とれているとバシャッと海を蹴り飛ばす勢いでさんが遊んでいました
『お前の中に誰がいるんだよ?』
那月「僕の中には誰もいませんよ」
さんはゆっくりと僕に近づいてくる
悪いな
その一言で眼鏡が取られました
?「チッ…お前がって奴か!」
『出てきたな。二重人格じゃねぇな…』
驚いた
俺はよく二重人格と言われていたから
『えっと…何だっけ?な…なき?』
?「那月だ。そんで俺が砂月だ」
バシャッとの足に波が当たる
『嫌な事や苦しい事は全部お前が背負ってんだな』
砂月「っ!何故それを」
『観察眼…アイツの気持ちが分かるからあいつの中で守ってきたんだろ』