第2章 彼氏は菊地風麿くん。
「宮野?」
振り向くとクラスメートの男子だった
「えっ?なに??」
「いや、なんでもないけど」
「??ゆーすけ部活じゃないの?」
「今日、用事があって休み!お前が同じ方面なの初めて知ったから声かけたんだけど。」
「あ、そうなんだ?この時間帯に帰らないもんね」
「えっと、隣りに居るの彼氏?」
ゆうすけは、私を近くに呼んで小さな声で聞いてきた
「え、うん。そうだよ。」
「まじで??」
「ゆーすけ声大きいよ!」
そんな、やり取りを眺めてた風麿くんが
「 香穂そろそろ電車来るぞ。」
って声をかけた。
「あ、ごめんね。クラスメートなの」
「ゆーすけじゃあーね!」
風麿くんは、ゆうすけに軽くお辞儀をしてくれて
いつも乗ってる車両に向かった。
電車の中、風麿くんはずっと窓を眺めてて無言だった。
自分から、ペラペラ喋るタイプじゃないけど
いつもと様子が違った気がした。