第2章 彼氏は菊地風麿くん。
風麿くんは、無言のまま駅を降りていった。
私は、そのあとをついていった。
「風麿くん!どうしたの?」
私は、不安になって聞いてみることにした。
「あ、わりぃ。どうもしねーよ?」
声をかけると、いつもの風麿くんだった。
「そぉ?ならいいんだけど。」
「今日は、俺んち来いよ」
「え?急にどうしたの?」
「夏休みの計画決めるんだろ?家のがゆっくりできんじゃん。」
「お邪魔して平気なの?」
「行こうぜ。」
なんだか、断れる雰囲気もなく、私は、流されるまま、うん。って頷いた。
思わぬ形で、風麿くんの部屋に行くことになるなんて、急すぎて心の準備出来てないよ。