第2章 彼氏は菊地風麿くん。
風麿くんは、いたずらっこみたいな顔をして
私の肩を自分の方に寄せる。
もう心臓もたない!
「風麿くん、無理っ!」
「お前な~っ、まだ近づいてねーし」
「ご、ごめん。」
「おこちゃま香穂め(笑)」
「だって、風麿くんがかっこいいからいけないんだもん!!」
「なんつー逆切れだよ(笑)はいはい、ありがと」
風麿くんの顔が少し雲ってるように感じて、
私は謝った。
「本当にごめんね?私恥ずかしくて・・・」
「あ?まじになんなよ。冗談なんだからさ」
「うん。」
なんか微妙な空気にさせちゃったかな。
無言が重たい
「香穂・・・?」
「えっ?」
風麿くんの方に顔をむけると・・・
「さっさと慣れろよ。いつまでたっても、ちゅーできねーぞ?」
風麿くんが耳元で、そっと呟く
私は思わず、耳をおさえた。
鼓動が早くなる。
でも 精一杯の強がりで、
「風麿くんっ!!からかってるでしょ!」
恥ずかしくないふりで対抗したけれど、
風麿くんには敵わない。
見透かされた目で私をながめて
無邪気な顔で笑う。
「バレた?(笑)」
いじわる。