第2章 彼氏は菊地風麿くん。
手を繋ぐ
そんな距離で私は精一杯
背の高い風麿くんは、私の聞き取れにくい声を聞こうとしてくれる時、少しかがんで私の顔の近くに顔を寄せるの。
私の頬に触れそうになるくらい近づいてくるから、
私はそれだけで赤くなっちゃう。
「また、香穂はすぐ顔赤くなるな。お前は、りんごかっ。」
「だって、風麿くんの顔近いんだもん」
「俺の顔が近いから、そーなんの?まじで?(笑)」
本当は、分かってるくせに
いじわる
「ふーん。じゃあ、これくらいの距離なら平気なの?」
「それぐらいなら平気かな?」
手を繋いでできる距離ぐらいには、慣れてたから
そう答えた。
「なぁ、試してみる?」
「何を??」
「香穂が、平気な距離。」
「えっ!無理だよ!恥ずかしいもん。」
「いいだろ?こっちこいよ。」
強引に私の肩に手をかけた