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掌中之珠~イケメン戦国~

第7章 明智光秀【アケチーミツヒデ】


到着した安土城は閑散としたものだった。

恐らく信長の捜索に大幅な人員が駆り出されているんだろう。

それでも僅かに残る人間の目を盗みながら城内を探り歩き、俺が漸く『』を見付けたのは天主だった。

そこで『』は明智光秀に組み敷かれていたんだ。


驚きはしたが狼狽える事もせず、何よりも先ずはこう為った経緯を知りてえと俺は気配を消す。

どうやら信長を失ったと思い込んだ『』が、己の命を捨てようとしたのを光秀が食い止めたみてえだ。

そしてその後の光秀の言葉や行動から………溢れん許りの感情が俺に襲い掛かる。


『』を愛している。

どうやったって手に入れる事の出来ない『』を愛している。

お前に恨まれたって憎まれたって構わない。

俺の手で啼かせたい。

俺の指で舌で『』を擦り、舐り、その疵塗れの裸体に淫奔という名の火を燻らせて……

それから……

それから……

もう破裂しそうな程の一物で、お前の狭くて緊い中を激しく掻き回して、思い切り突き上げて……

お前の中に大量の白濁を注ぎ、更にその上からまたぐちゃぐちゃと………

何度でも……

啼け『』!

さあ、大声で啼き喚いて見せろ!!

お前を死なせたくない。

死なせたくないんだ。

だから俺を恨め。

主君の寵姫であるお前を滅茶苦茶に犯した俺を恨んで、憤って、その熱で生き抜け!

愛している、『』!

何よりもお前を……………


…………………………………………………………………………


止めてくれっっ!!!

苦しい……苦しいんだ!

光秀の感情と共鳴し合った俺の鼓動が激しく響き打つ。

ああ……苦しくて堪らない。

やはり《そう》だったんだ。

俺と光秀は《同じ》だ。
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