第1章 静寂とはじまり
先頭を歩くルルーシュが立ち止まる
「ちょっと待て、」
「ダダダダダダッ」
鳴り響く銃声、撃たれ倒れる人
「どうだ」
「イレブンしかいないみたいですね」
今見つかったら・・・!!
ルルーシュの拳に力がこもる
「プルルルルル」
携帯の着信音が鳴る
「!!!くそ!!」
「見つけたぞ」
少女は軍隊に囲まれ捕らえられ、
ルルーシュとは銃をむけられ、廃倉庫の壁際に追いやられる
「テロリストの最後にふさわしい場所だな。」
「おまえら!!」
ルルーシュはを守るように自身の背中に押し込む
「そんなに仲がいいなら一緒に殺してやろう。じゃあな、若者よ」
「バーーーン」
「殺すなーー!!」
銃声が鳴り響くのと同時に少女が叫ぶ
少女はルルーシュとを庇い額に弾丸が撃ち込まれ、そのまま地面に倒れる
あっという間に地面は血で染まる
『い・・・いやっ・・・!!』
はルルーシュの背中に隠れる
「おい!」
ルルーシュは倒れる少女の横に座り込む
嘘だろ⋯?なんなんだよ!なんで⋯なんで彼女が死ななければならなかった?!