• テキストサイズ

Can't Forget ~勝利組夢 切~

第1章 どうして


岡田は**の唇が離れるとゆっくり彼女の涙を拭っていく。










岡田「ほんまにごめん・・・。」












そう言って、**の唇を奪う。
どちらともなく組み替えて深くなっていく。









もし、今岡田に抱かれたら、もう一生忘れられないかもしれない。そう思ったけど、岡田の唇を受け入れた時点で心は決まっていた。












もういい、私は一生、この人との思い出だけでいい・・・。忘れられない思い出だけで・・・。











ちゅっちゅっ











キスの合間に岡田が**の耳元に唇を充てると










**「はぁっ・・・」












**がほんの少し吐息を漏らす。その隙に岡田は自分の舌を滑り込ませる。













**「んんっ・・・」











懐かしい岡田の舌先が自分の口内で蠢くだけで体中が熱くなる。**は岡田にしがみついてシャツをぎゅっと掴む。













岡田「・・・♪・・・変わってへんな・・・全然。あの頃のままや・・」










**「んっ・・・そんな・・こと、ない・・よ・・・。歳とった・・」










息を切らしながら言うと岡田がふっと笑う。












岡田は軽々と**を抱き上げると、リビングの奥にあるベッドまで運ぶ。












途中でちらっとCDラックの方を見ると、相変わらずV6のCDやDVDばかりが並んでいて、上に飾ってあった猫の形のアクセサリートレイには、岡田が最後に彼女に送ったネックレスが、大切そうに飾られていた。











**をベッドに寝かせ、髪を撫でながら囁く。












岡田「まだ持っててくれたんや・・・俺のこと忘れたって、嘘やってんな・・・こんなんで、嬉しいって思う俺は、サイテーやな・・・。」










そう微笑んで**の上に覆い被さる。







/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp