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ローオト

第5章 浮気


「どうしよう…やっぱり私そういう…」

と話したらまた涙が出てきた。ローのこと、とっても好きだったのに、結局はセフレだったのかと。

「泣いてちゃだめだよ、オトハ!」
「そうだぞ、お前、キャプテンにちゃんと話聞いてねえのに決めつけたらだめに決まってんだろ」
「そうだけど…でも、そうとしか考えられねェ」

ぽろぽろとなく私を慰めようと必死に撫でてくれるシャチやベポのほうがよっぽど優しいわ。

「シャチ、ベポ、キャプテンが帰ってきたぞ」
「オトハ、とりあえず今日は部屋で過ごしておけ」
「うん…」

私は部屋へと移動した。
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