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ローオト

第5章 浮気


「おかえり、オトハ…ってなんだ、どうした!?」
「オトハお帰り!え、オトハ泣いてるの?どうしたんだ??」
「うっ…ペンギン、ベポ…」

3人はトランプをしていた。そこに私が泣きながら帰ってきた。

「お、おちつけオトハ…」
「わたし、ローに嫌われちゃったかもしれねえ…」

うわああんと年甲斐もなく大泣きする私にペンギンたちは椅子に座るように催促した。


「ほら、落ち着いたか?」

ココアを差し出すペンギン、背中をさすってくれるシャチ、抱き着かせてくれるベポ。本当にいい仲間だなあとつくづく思う。

「うん…」
「…で?何があったんだ?」

私はさっき起きた出来事を思い出す。
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