• テキストサイズ

ローオト

第5章 浮気


お気に入りの下着を見つけてお買い上げ。

「下着選んで着るのはいいんだけどな」

ローはすぐ脱がすからなぁ。かわいいの選んでも見てくれないのが最近の悩みだ。やっぱり、私のことは…。

「子供だからか…」

はぁ、とため息をつく。つい最近までローの妹のような感じだったんだ、無理もねェ。いつかは捨てられるんだろうなと考えるとゾッとする。


お茶していこう、と店を出て大通りに出る。そういえば、一人で行動するものかなり久しぶりな気がする。いつもはローが、一人じゃあぶねえからって荷物持ちも兼ねて一緒に買い物してくれる。でも、一人ってのもなかなかない。
6年くらい前に海賊狩りに遭ったのが原因かな、と思う。それからは過保護っていうかなんていうか…。恋人同士になってからもかなり過保護になった。


そういう守ってくれるところはとっても好きだ。離れたくないって思う。



「え…」

さっきまで思い浮かんでいた人が、女の人と酒場に行く姿を見た。
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp