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ローオト

第5章 浮気


いてもたってもいられなかった。オトハが近くにいないとイライラしてくる。それに、あいつは昔一人で買い物に行ったときに海賊狩りに遭って連れてかれそうになったことがあった。
そんなやつを一人でふらふらと野放しにしていたら…。気が付いたら自分も島に降りてあいつの行きそうなところを探し歩き回っていた。

どこにいるんだ?ときょろきょろしていると、一人の女に声をかけられた。

「お兄さん、今暇?」

胸元が開いている大胆な服を着た女だ。そして香水がキツイ。最悪だ。

「…連れを探している。暇じゃねェ」
「えー?ねえ、私と遊びましょ?」
「そんな暇はッ」
「そんなこと言わずに、行きましょう!」

女に手を引かれて連れていかれた。
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