第4章 スペシャルメニュー
「おぉぉぉぉっ」
「うぉぉぉぉっ」
日向と木兎さんが奇声を発しながら走っていく。
日向、木兎さん、黒尾さんが並走してゴールする。
「「「誰が1番だ!/ですか!」」」
「柏木、判定を頼む」
「先着順に、日向、木兎さん、黒尾さんですね」
「おっしゃぁぁぁ!」
「だぁーっ、負けたぁ」
「じゃあペナルティーはスクワット30回。
それが終わったら30分休憩だ」
「「「あっす」」」
「お疲れ様です、ドリンクです」
「あれ?彼女ちゃんなんで」
ドリンクを差し出す私を不思議そうに見つめる黒尾さん。
「ドリンク、準備大変だと思って勝手に作らせて貰いました。
烏野はマネージャー3人居るので」
「あー...そういうことか。
わりーな、助かる」
「いえ」
「黒尾ー、彼女ちゃん、ツッキー!
バレーやろうぜ」
「またか木兎、お前休憩は?」
「まだまだ余裕だぜ、へいへいへーい」
「僕、遠慮シマース」
「こら、ツッキー、逃げんな!」