第4章 スペシャルメニュー
「「「集合!」」」
各校で集合が掛かる。
「1日目はスペシャルメニューを行う。
普段と違う練習だが、全力で取り組めよ?
以上!」
「スペシャルメニュー!?
どんなのやるのかなー、楽しみたなー。
な!影山」
「あ?
まぁ...な」
あの飛雄が肯定してる。
「なんでまた面倒そうなものを...」
「でもたまには良いんじゃない?ツッキー」
「...別に。
疲れることには変わりないでしょ」
「そうだよね、ごめんツッキー」
なんかこの2人ちょっとだけ距離出来ちゃったかな。
「今からやることを言うぞ。
しっかり聞いとけよ」
烏養さんの言葉に、騒いでいた人達が静かになった。
「今から行うのは.....」
続く言葉を待ち、烏野の周りには静寂が訪れる。
日向はウズウズし、飛雄は目を輝かせている。
「今から行うのは.....」
もう1度、烏養さんが言い直した。
「ケイドロだ!」
「「「.....」」」
一瞬の静寂。
皆目を丸くし、一言。
「「「ケイドロォ!?」」」