第1章 オフ会しようぜ
「ん.....んっ」
舌を滑り込ませると、波瑠の身体が強ばった。
「んぅ...ん...」
動き回る舌が、絡まる舌が、身体を翻弄する。
「ん.....ゃ...」
弱々しい力で僕の身体を押す。
そろそろ限界か?
チラリと波瑠の顔を見つめ、名残惜しそうにゆっくり唇を離した。
「はぁっ...はぁっ...」
荒々しく肩で呼吸をする。
「どう?」
「こんなの...知らない」
目に薄らと涙を溜め、見上げている。
「ふっ...いい顔」
そこにはいつもの凛とした波瑠は居ない。
居るのは、蕩けたような顔の波瑠だ。
.....唆る。
「嫌?」
「嫌では...ないよ」
「なら良いでしょ」
「んっ...ぅ...」
舌を絡め、軽く歯を立てる。
その度に波瑠の身体は震える。
「力、抜いて」
耳元で囁けば、これまた波瑠の身体から力が抜ける。