• テキストサイズ

【ハイキュー!!】続・女王と月

第3章 マメ


「おっし、着いたぞ!」


烏養さんの声に皆段々と目を覚ます。


「波瑠、そろそろ起きなよ」


「ん...も少し」


目を開けることなく、呂律の回っていない声で言う。


「起きてないの、あと誰だ?」


「田中と柏木だべ」


「西谷ー、田中起こせ」


「はいっす、大地さん」


「おら、龍起きろ!」


「んぁ...もう着いたのか?ノヤっさん」


「あぁ!」


「月島ー、すまんが柏木起こしてくれ」


「あ、はい」


澤村さんに言われ、もう1度波瑠の身体を揺する。


「ん.....」


身体にすり寄る。


普段なら歓迎だけど、流石にここじゃね。


「そろそろ起きなってば」


「ん.....おはよ」


何度か揺すり、ようやくうっすらと目が開いた。


眠い目を擦りながら、周りを見回す。


「着いた...?」


「あぁ」


「そっか...起こしてくれてありがとう」


/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp