• テキストサイズ

【ハイキュー!!】続・女王と月

第3章 マメ


「なぁ、大地」


「ん?」


「微笑ましいよな、若いって」


「おいおい、俺達だって十分若いだろ」


「それもそうだけど」


2人の視線の先には、互いの身体に肩や頭を乗せる月島と波瑠の姿。


「普段1番眠らない2人が、こんなに早く眠るとはな」


「な、びっくりしたべ」


「さてとスガ、俺達も寝るか」


「だな」


烏野の車内には、珍しく静かな時が訪れた。














「ふぁ...あ...」


隣を見れば、いまだに静かな寝息を立てている波瑠。


君は無自覚に人を惹きつけ、魅了するから心配なんだよ。


波瑠が間違うことなんてないと思うけど、それでも不安にならない男は居ない。


「...このまま僕の隣に居てくれたら良いのに」


髪を撫で、寝顔を見つめる。


東京へ着くまで、あと少し。
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp