第1章 オフ会しようぜ
「でも君はそういうの難しそうだし、僕が代わりにシてあげる。
だから拒否しないでね」
「...ありがとう...?」
「波瑠、風呂入る?」
「うん、入る。
蛍お腹空いてない?
ご飯食べてなかったけど」
「...空いた。
何かご飯ある?」
「.....ごめん、用意してない」
「...だと思った。
僕何か作るから、君はお風呂入れて来なよ」
「蛍作れるの?」
「君よりかは作れると思うよ」
「分かった。
冷蔵庫にあるものなら勝手に使って良いから」
蛍に料理を任せ、お風呂のお湯を溜めに行く。
「蛍、大丈夫そう?」
「当然でしょ」
「何か手伝う?」
「良い。
君が作ると失敗しかねないから」
「失礼な、大丈夫だって」
「それより君は疲れてるだろうし、適当に座ってなよ」
「いや、蛍に働かせて自分は休むなんてこと出来ないよ。
手伝う」