第1章 オフ会しようぜ
せっかく半分入ったソレをゆっくり抜いていく。
挿れるのは難しいのに、抜くのは簡単だ。
「...ごめんね」
「だから謝らないでって言ってるでしょ」
「...うん」
「.....ちょっとお手洗い借りて良い?」
「え?
あ、うん、良いよ」
「無知なんだね、君。
このまま放置じゃキツイから抜いて来るって言ってるんだけど」
「抜く...?」
「ほんと.....もう少し学びなよ。
君1人でシたりとかしないの?」
「1人で...って何?」
「はぁ?
君...シたことないの...?」
「よく分からないけど...多分」
「.....そりゃ無知で、あんなに狭い訳だね」
「ご、ごめん...」
「1人でするって言うのは、自分で慰めるっていうこと。
さっき僕が君にしたようなことを、君が自分にする。
そういう行為のことだよ」
「へ?」
「君が1人でシてくれれば多分すんなり入りやすくなると思うんだけどね」
「う.....」
無理、だなんて到底言えない空気だ。
でも.....そんなこと...。