第4章 誘惑・・・? *五月*
「おねえさん!!ぼくをさそってくれないなんてひどいです!!」
「姉ちゃん!!俺も姉ちゃんと遊びてえから来たぜ!!」
「俺も童心に帰ろうとな…。おや、お主等も参加するのか?」
「いえ、私達はここでゆっくりお茶を楽しみますので」
「俺は参加するぜ!!」
「俺も参加する!!あと鶴さん、みっちゃんからのずんだ餅持ってきたぜ!!」
乱れちゃんが連れてきたのは4人
今剣ちゃんと愛染君と太鼓鐘君・・・までは分かるけど、なぜ三日月さんも・・・?
薬研「んじゃ、このメンバーでじゃんけんして決めようぜ」
***
鯰尾「それじゃ、俺と三日月さんが鬼ですね!!」
「うぬ、姫と物陰に隠れてイロイロしようと考えていたのだが…」
三日月さんが何か言ったみたいだけど聞いてないふりをしてルールを説明した
『じゃあかくれんぼの範囲は本丸の建物の中。畑の方や門の外はだめ。時間は午三つの刻(午後12時)の昼餉の時間まで。』
鯰尾「見つかったら、この部屋に連れてくればいいですね」
『そうだね、一期さん達がいいのなら…』
「私たちは構いませんよ。」
『すみません。じゃあ鯰君、三日月さんお願いしますね』
はーい!!と鯰君が言い、1…2…3…と数え始めたため他のメンバーは本丸中に散った。
・・・と思いきや
秋田「だめです!!お姉さんは僕と一緒に隠れるんです!!」
乱「いやっ!!ボクと!!」
厚「オレと一緒にいるんだよ!!」
鶴「いいや俺だ!!ここは年功序列だろ!!」
今剣「ねんこーじょれつならやっぱりぼくですよ!!」
と、なぜかあたしの取り合いが始まった
あたしは、彼らのばれないようにこっそり隠れるところを探しに行った