第3章 大宴会
「はい、こっちですよ!!」
『えっ!?…えっと、今剣ちゃん…』
今剣ちゃんに連れてこられている間に思い出したけど、今剣ちゃんの刀派って・・・
「よぉ!!噂の刀剣女士が来たな!!」
「いらっしゃい、冴姫さん」
「桜華切、ようやく私達のもとへ来てくれたのですね」
「待っていたぞ冴姫。そら、俺の隣へ来い」
「だめですよ三日月さま!!!冴姫おねえさんはぼくのおとなりです!!」
今剣ちゃんの刀派って三条でしたね!!
あたし三条苦手なんだよな~・・・なんつうかオーラがすごい・・・
「さぁ呑め呑め!!桜華切」
『あ…岩融さん、あたしもうかなり呑んでいるので…』
「遠慮するな!!さぁさぁ!」
圧しもすごい!!
特に岩融さんはすごいガンガン来るタイプのようだ。
でもこのくらいならまだ大丈夫だと思える
あたしは、空のおちょこを持ち岩融さんからお酒を受ける
それを一口で飲んでしまうと、隣にいた三日月さんがハハハと笑った
「姫は…いや、冴姫は豪酒なのだな」
『…まぁ、女とて酒の席はありますのでね~。多少はのめます~』
「おや、ずいぶん幼い言葉ですな」
『そぉですか~』
ちょっとこのタイミングで日本酒はまずかったかもしれない
さっき来派のところでは軽く飲んだだけだったけど、今呑んだのは少し冷めた熱燗。今すごくふわふわしてる・・・