第11章 思い人
『わぁー!海だぁー!!』
あれよあれよという間に、ここは海
主ちゃんが先月の時間遡行軍の討伐数が多かったため審神者達のプライベートビーチの貸切を許されたらしい
その中で・・・
「冴姫に可愛い水着を着てもらいたい!!」
ということで、海に来ました
「わぁ!冴姫お姉ちゃん可愛い!」
『そういう乱ちゃんも結局ビキニに着たんだね』
「うん!可愛いでしょ」
と、あたしの水着をする絶賛する乱ちゃんはトロピカルカラーのクロスリボンの水着。そんなあたしは花柄でオフショルの水着
可愛いのは着物だけでいいって言ったのに・・・普段甚平とかは着れるけどこんな肌を露出するものは苦手だった
蛍「お姉ちゃん可愛い」
愛染「サキ姉すっげえ可愛い!!」
厚「大将も粋なことしてくれるな!」
小夜「久しぶりに姉様と遊べるのうれしい」
と、短刀の子達が喜んでくれるからちょっとだけこの格好もいいなと思ってしまった。
「やぁ、いいな。海というのも」
「ホントに。いいものが見られますな」
と、今日いるのは短刀だけではなく内番の人たち以外のほとんどが来ていた。その中で、三日月さんと小狐丸様がパラソルの下からあたしを見ていた。
「よし、んじゃ遊ぼうぜ!」
獅子君が手を引いて海のほうへダッシュするからそれに続くようにみんなが走り出した。