第10章 初出陣 *文月*
『わっと!!』
あたしは恐らく皆の心配をよそに敵の攻撃をかわす
あたしはどうやら躱すことが得意らしく大きな刃でも軽く避けることができる
それと共に、他の敵も引き付けることができたみたいで次々に他の皆さんが敵を一掃していく
最後の大太刀を山姥切さんが倒したことで、あたし達の勝利となった
「冴姫大丈夫?」
『全然!これが女の底力だよ』
「貴女のおかげでかなり早く勝利を治めることができたよ」
加州君が心配してくれて蜂須賀さんがあたしの肩に手を置いて称賛してくれるが、歌仙さんと陸奥と山姥切さんが怒っていた
「でも、あんなふうに危ない進軍はもうやめてくれよ。僕らかなり肝が冷えてしまったから」
「わしが守るっ言うたのに、あんなふうに戦われたらわしの立場がないぜよ」
「…そういうところも、よく似ているな」
と、小さい声で山姥切さんがそういった
あたしは何か言ったのは聞こえたけどなんて言ったかは分からなかった。隣にいた歌仙さんだけはなぜか山姥切さんを責めていた
「さぁて、戻るぜよ!」
「はいよ、冴姫手」
『て?』
と、加州君が手を差し出してくるからあたしはその手を握った。すると、彼はそれおwギュッと握り返し携帯用の時間移動装置を起動させた
またピカー!ぶわぁー!!な移動が始まった