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剣姫乱舞 《刀剣乱舞》

第9章 初遠征




***


原宿から移動をして今は上野と言う場所にある博物館に来ている
そこでは、この時代の刀の姿を見ている
博物館内に飾られている刀たちを見つめながら皆さん真剣な眼差しだった


『…やっぱり複雑ですか?』

「…いや、これが俺達の本来あるべき姿だと改めて実感している」


あれからずっと手をつないでいる膝丸と館内を見ているあたしは膝丸にそんなことを聞いてみた
確かこの時代の膝丸は、日本のどこかの美術館に飾られているんだっけ?


「…これは、まだ本丸にいない者か?」

『あぁ、そうだね…大般若長光様と大包平様。』


丁度目に留まったところに飾られていた2振り
長船の大般若長光と古備前の大包平
あたしは、その2振りの前に立ち手を合わせる


「何をしているんだ?」

『主ちゃんからのお願い。博物館に行ってまだいない刀剣を見たらうちに来てくれるようにお願いしておいてって』


そう言って祈願をした後、あたし達は他の人たちと合流した
その後、博物館のある公園内にある動物園で刀剣達が初めて見るパンダを見て、日本で一番利用者数が多く迷子になりそうなくらい広い駅の中で各々のお土産を買ってからあたし達の遠征は終了した



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