第29章 大切な心
ティオネ「団長が…行為の前に、一緒にお風呂」ぶつぶつ
アル「?;?;」
ティオネ「裸の…付き合い…
っ!!/////」ぼんっ!!←想像して爆発した(蒸気&真っ赤)
ばったーん!!
テロップ『ティオネは気絶した』
ティオナ「ティオネ!?;」
結局…教えてもらえなかったのに変わりはなかった。
ただ、意味がわかっているからこそにやついていたのだということだけはわかった!(イラッ!!)
深く気にすることではないってお父さんからもお母さんからも言われたけど、もし身ごもらせたらどうするのさ!
不用意な行動でもしそうなったらって考えてのそれなのに、伝えても「12歳までは大丈夫だよ」「11歳になってから教えるからね?」の一点張りだし!!;(ぷりぷり)←内心怒り狂っている
そんな晩での出来事があった7時から、数十分が過ぎた頃…
あいつが、お母さんへ近付いていることを感じた。
即死魔法を持ったあいつが…この時代にもいた。
あの魔力が近付いてくるのを感じて、僕は一人で抜け出していった。
それと戦う前に、一度使用されれば「魔法を封印する」魔法がかけられる道具をお願いしていた。
それをぶつけるだけ。でも…とてつもなく、嫌な予感がした。
その時、傍にお父さんが一つ尋ねた。
「僕達は頼りないかい?」と。
僕は答えた。
「僕の問題だから、僕が解決するんだ」と。
僕が近くに居なかったら、もっと早くに倒せていたはずだったんだ。
気に掛ける要因があったせいで、僕という足手纏いのせいで…お母さんは、死んでしまった。
僕が殺したのも同じなのに、誰も責めなかった。
それが逆に痛くて、苦しくて…仕方なかった。
その場に居ながら、何も出来なかったことが…余計に心をがりがりと削り、傷付けて苦しめた。