第28章 子達の来訪
~隷属の首輪を送った男を縛り上げた後の詳細~
リヴェリア「さて。今回のことで他にも学ぶべき点があったとわかったな」
ケイト「やっ…やな予感がっ!!;(悪寒震」ぞおおおっ!!;
リヴェリア「さあ、勉強だ!!・・」かっ!!
ケイト「いやだあああ!!・・;」半泣
リヴェリア「キリキリ歩け!」ずるずる
ケイト「いやだあああ!!;」じたばた
リヴェリアの講習会で昼が丸ごと潰れたらしい…
フィン「ケイト…頑張ってくれ」ぐっ!←拳握
アイズ「強く生きて!」ぐっ!←拳握
ケイト「そういう問題じゃなああああい!!;いやあああっ!!;」
フィン「応援してるよ」
ケイト「わかった頑張る!!」
『……え?;』
ケイト「フィンが応援してるのなら何だってやるよ!!
世界だって神様だってぶっ壊してやる!!!
こうなりゃやけだああああ!!!!;」半泣&うがあああっ!!
天に両の手で作った拳を掲げ、遠吠えした。
つい先程までリヴェリアに襟首を掴まれて引きずられていたはずなんだが…
この切り替えの早さは見習うべきかもしれないね^^;(苦笑)
アイズ「ケイト…リヴェリアの扱きに負けないで!」ぎゅっ!←手を取り握る
ケイト「うん!!」真剣←握り返し深く頷く
リヴェリア「ちょうどいい。アイズ、お前も連れて行く」じと目
アイズ「!!!;」ガーン!!←真っ青
アル「わー。この頃から横暴だったんだ」
ディ「勉強扱き怖い;」ぷるぷる
リヴェリア「お前達も来い!教養というものを叩き込んでやる!!」ぐるぐる&ずるずる
アル&ディ『ぎゃあああ!!;&きゃあああ!!;』
不壊属性のロープで二人を縛り上げて左手で引きずり
左腕でアイズの右腕を、右手でケイトの襟首を掴んで去っていった。
いやあああっ!!;助けてえええ!!;といった声を背に、30秒と経たずに誰も居なくなった中…
フィン「…さてと…」ちらっ
「……」きゅうう
フィン「嵐は去ったわけだし、僕は彼をギルドに連行するとしようかな」溜息
誰も居なくなった門の傍で、残された僕は一人深く溜息を零した。
窓の下の壁の凹みを直してもらったのは、晩に差し掛かった頃だ。
その日の晩、事態は急変を遂げるなど…誰が思っただろうか?――