• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第27章 変化





あのミノタウロスを倒すには、針のように鋭く、斬り裂ける武器が必要だとフィンへ説明した。

龍の力は慣れによって身体に負荷がかからなくなったものの、体内には使用厳禁。
体外のみの強化で使うよう、フィンから言われた。

ならばと「体外の魔力」の体内を強化する対象を「体内の魔力のみ」に限定するよう意識してみると案外すぐにでき
アミッドに確認してもらった所、成長速度の強化は一切なく、これならと了承してもらった。


足りていなかったのは、どうやら慣れだったようだ。

懐妊の件を伝える前、リーネにお礼を言った。
お陰で龍人化をものにできた、頑張れたと…←845ページ参照



それから晩御飯の時に大食堂でフィンの口から皆にまで明かされ
おめでとうおめでとうと何度も何度も言われ、紅潮する一方だった。

で、お腹がいっぱいだと言ったのにもっと栄養を取るべきだと言われ、食べさせられた。


イカそうめんという食べ物があまりにも美味しくって、取られたくなくって頬にまで溜め込んでからもぐもぐしてると

ベート「リスかよ!」ぶふっ!

ベートに吹き出し笑いされ、それを受けてガレスを筆頭にリヴェリアまで笑い声が上がりに上がり…

食べ終わるや否や牛乳で飲み込み、ベートを追い掛け回してバコバコしながら怒りまくった。


無論、すぐフィンに止められた。

「もう自分一人だけの体じゃないんだから、走るのは禁止にしよう」とのことだった。



ケイト「浮遊と魔操作で動けば大丈夫かな…」ぼそ

フィン「ともかく、身体に負担のかからないように頼むよ?」

ケイト「うん!

所でベート、あの奢るって約束、まだ有効?」キラキラ←485ページ参照

ベート「……まあ、な」
ケイト「やったあああ!!^^//」万歳

ベート「もう晩飯食った後だろ!?明日だ明日!!」
ケイト「わかった!♪きゃっほーい!」

何故かフィンまで一緒に行こうとされたが

雑務の中でもまだフィンの手が必要なもの残っているらしく、それが終わってから迎えに行くという話になった。



ちなみに…私以外の皆はランクアップしたが、私だけランクアップできなかった;

あのミノタウロス…どれだけ凄かったんだろう?;
退けるというか、逃げるのに成功しただけでこれって…;


それを考えながらも、今は…ティオネの怒りとどう向き合うかだった;


/ 5284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp