• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第26章 紅蓮の猛火





ティオネの視線が…結構怖かった。

そして24時間ぶっ続けで徹夜だったこともあり、24時間だけゆっくりと夜明けにあたる時間まで休むことになった。


ちゃんと結界の方も時間に合わせて暗さを表現してくれるようになったこともあり、結界内の環境に大分と慣れてきた。

ちなみに修業したい人は軽くしている。ただ…全員の動きが格段に増していて、動きだけで言うとLv.の領域を飛び越えんばかりのものと化していた。
僅かな機微から変化を読み取り先を見抜くのだが、フェイントも織り交ぜて発展していくので中々奥が深い。

例えば拳を敵の顔前に出して防がせ死角を作り、鳩尾に反対側の拳を突き立てるなど。
死角からの攻撃については風、気流の変化から察する訓練もされた。



ついでに言うと…オッタル達、フレイヤ・ファミリアに教えたものも今日教えたものと同じ内容のものらしい。

「正式な同盟を組んでいるとはいえ…まあ、ケイトにとっての龍の力が始祖神のそれに匹敵するという情報を与えてもらったんだ。仕方ないか」と呑み込む外なかった。



次に教えてもらったのは実践形態のもので、色んな人と組まされてその特性を理解させられた。

隊列を崩さず、なおかつ互いを生かし合いつつ、ありとあらゆる戦術を模索し合い、実践に挑み続けた。


しかも強敵というのが…



ケイト「よぉし!ドン!巨大化!!」

ドン「きゅ!!」

爆太郎「ひひぃいいいいん!!!」

ケイト「爆太郎は出番ないからね?走り回れればそれだけで満足でしょ?」
こくこく!!←爆太郎が必死に頷く

ドンが階層主に扮して付き合ってくれている。

ドンや爆太郎まで1日目の技術だけに飽き足らず、あの戦術や立ち回りを覚えた。


ちなみに、緊急馬車はボンと走太郎に任せているらしい。

彼等は分身の為、本体が得た知識は共有されるそうだ。



どちらが勝っても負けても関係なしに反省会があり

互いの良かった点、悪かった点を指摘し合い、高め合っていった。


それを続けていく内、Lv.7相当となったドンに第二軍だけで互角に渡り合えるほど成長した。

そうして…僕達一軍はと言うと、龍人化抜きのケイトと渡り合えるほどにまで成長できた。
今(結界内3日経過時点)はまだ全員でかかって足止め程度にしかなってないが、ゆくゆくはタイマンで止めれるようになりたい。


/ 5284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp