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Unlimited【ダンまち】

第26章 紅蓮の猛火





全身を丹田と繋げることが可能になるほど鍛練を積んだことにより
いつでも丹田と必要箇所へ繋げて大量の気を送り込み、硬気功として防御できる。

その上、軟気功のまま集中させることで治りを速められる。


ケイトは元々傷の治りも生まれつき早く、新陳代謝が元々高い方だからか

霊感もあって感受性も高かった為、余計に「気を感じやすい体質」だったそうだ。



軟気功は体内の気血の流れを促進させ、陰陽のバランスを整えることで病があればその部位を改善していき、
病がなければ健康を維持能力をさらに促進させることにより長寿を実践する健康法として活用されているものとのことだ。

軟気功を硬気功に変えさえしなければ、その技術が身に付いていなければ基本体内にある気は『軟気功(養生気功)』に分類されるらしい。


硬気功は「自分の身を相手から守る守備能力」と、「相手を倒す攻撃能力を向上させること」を主な目的としている気功術。

外へ向けて効果を示すのが硬気功、内へ向けて効果を示すのが軟気功と考えてもいいと言っていた。


丹田と繋がっている状態となって初めて、相当量の硬気功を送り込めるとも言っていた。



ティオナ「丹田ってどこだっけ?」

ケイト「へその下あたり、胸の中央、額の中央。

そこが丹田、つまり気の溜まり場ともいえる場所。

でも一番多いのは人によって変わってて、私はへその下の方。
ティオナは…額の方だね」

ティオナ「ありがとう!そこに意識して整えるんだよね?」

ケイト「うん…というか…皆、覚えが早いよ;

私の何年も励んだ努力と研鑽は何だったんだ…;」しゅんっ


アイズ「ケイト!魔力の強化も一緒にするともっと速くなる!//」キラキラ
ひゅばばばばばばばばばばば!!!←光速を超えかねない動き

ケイト「うん!;皆の糧になるならよかったよ!!;
(あー、もう!;知らない!;」半泣←若干悔しそう


フィン「…外では医療的なものではなく、宗教的なものに分類されていたはずだが」

リヴェリア「実践してみた所、本当に効果があるようだな」

ガレス「威力がこれだけ違うとは…」

フィン「僕達の場合は、元々身体能力自体が周りよりも上だからね^^;」

リヴェリア「より顕著にも感じるな」

作り出された25mの大岩が最早塵と化していた。


魔力と硬気功の合わせ技の結果だ。


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