第26章 紅蓮の猛火
ケイト(あーあ…絶対に見抜かれてる;)汗
既に何かを隠していることはばれてるわね――
ケイト「まず、いただきます!」
昼御飯を食べてから、次に考えよう!
皆に教える!その上で身体の構造、防ぎ辛い場所、その他もろもろを教えねば!!
教えるからには全力で!!!(ごおっ!!)←背後に炎が滾っている
燃えているわね――(くすくす)
食べ終えた頃ちょうどに、フィンは手紙を手に歩み寄ってきた。
フィン「手紙だ。近況のことを全て纏めておいた。
理由もちゃんと記してあるから、きっと話もすぐ通じるだろう」
ケイト「ありがとう。それはそうと、ご飯食べた?」
フィン「ああ。先に頂いた」
ケイト「そっか……
あの、さ…」おずおず
フィン「ん?」
ケイト「何で、問い質さないの?」
フィン「…君のことだ。話す必要もない軽いことなんだろう?」
ケイト「…そうだね。確かにそうだ」
フィン「それに…君は裏切らないだろう?」
ケイト「?何で裏切る必要があるの?」きょとん
フィン「!」瞬き
ケイト「私は大好きだぞ?(にこにこ)
だから裏切らないし、そもそも嘘付けないし、打算で動けない。
私は感情的だから^^;」
フィン「…いいよ、そのままで」
ケイト「え?」
フィン「そのままの君がいい。実に魅力的だ^^」くすり
ケイト「でもさあ…見た目でデブだとか言われるんだよね;」
フィン「筋肉質なのは知ってるよ?僕も皆もね」
ケイト「それでもデブだから走るな邪魔だとか言われるんだよね。←リアル実話
デブ専だとか心無いこと好き勝手に言われ続ける可能性があるし…大丈夫?;」おどおど←不安そう
フィン「その言葉の暴力を振りかけた奴の特徴を教えてくれないかな?」ゴロゴロ←真っ黒激怒
ケイト「ごめん。ダメ。殺意在り過ぎだし;」きっぱり
あまりのおどろおどろしい殺気に、私は即座に断った。