第25章 ジャガーノート
「サンジョウノ・春姫といいます。遅れてすみません;」はあっはあっ
ケイト「えっと、お気になさらず?^^;
と言うか、やる前から息切れてたらあれだし…回復」さっ
ぽおおっ
白い魔力を集約させながら癒すように春姫にかけた。
春姫「!…あ、ありがとうございます!」ぺこぺこ
ベル「春姫さん!すみません、先に出ちゃって」
春姫「いえ。こちらこそ水や栄養などなどの準備で手間取ってしまって;」
ベル「い!?;」
リリ「それならリリが既に」
春姫「途中でお腹が空いては力が出ないと思って料理も;」
ケイト「なるほど。とりあえず皆の獲物を見せてくれ。
魔法円展開(かっ!)
クリエイト・修業空間」
そうして目に映らない結界の中で修業を始めることにした。
ヴェルフ「?何も変化してねえぞ?」
リリ「!周囲を見て下さい!!」
ベル「え?うわっ!」
命「外の動きが遅く?」
アイズ「凄い…」
ケイト「外での1秒がこちらでの10秒になると仮定してくれ。
身体の成長時間は外の時間に合わせてるから戻っても悪影響はないようにしてあるから、そのつもりで」
春姫「クリエイトって、魔法も作れるんですね」
ケイト「ああ。と言うより、魔法を作る魔法だから」
ベル「話には聞いてましたけど…凄いですね」唖然
ケイト「それはそうと、修業に来たんだろ?
各々得物を出してくれない?よく使う武器でいいから」
ケイト「短剣、弓、大剣、片手剣と言うより刀かな?あと体術か…
あれ?春姫さんは?」
春姫「春姫と気軽に呼んで下さい。
私の場合…遠距離攻撃がいいのですが、中々合う武器が無くて」
ケイト「じゃあ作ろう」きっぱり
『ええ!?;』
ケイト「ないなら春姫専用のオンリーワンの装備を作ればいいんだよ。
どういうことならできるかだね。矢を番えるのは?」
春姫「いえ…それが…;」
ヴェルフ「あー…あまり力が無くてな;」
リリ「リリの武器でもうまく扱えてませんでした;」
ケイト「バリスタのでもダメなのか…なら、あれしかないな」にやり
『え?;』
アイズ「ケイト…変なのは出したらダメだよ?;」たじっ
ケイト「変じゃないよ!?;」