第25章 ジャガーノート
アイズ「ケイトの技を、教えて欲しい」
ケイト「……私、細剣なんてほとんど扱ったことないぞ?;
技らしい技なんてそうそうないし」
アイズ「!
それでも、いいから(汗)
(あのジャガーノートが…手も足も、出せなかった。
あの技術が…私にも、できたら」
ケイト「うーん。そんな一朝一夕でできるもんじゃないぞ?
飛び跳ねる先も蹴る壁も全部計算できなきゃいかんし、敵は動くし待っちゃくれん。
その動く間も与えないぐらい早く、次のそれが必要になる。
外せばまた合わせりゃいいが余裕持たせちゃうし、カウンター食らえば危ない。
それ以前に素早く攻撃を察知と共に避けて防御しないとダメなんだ」
アイズ「わかってる。
光速のあの粒子のは完璧に防ぎ切れるようになった。
目に見えなくても、ちゃんと対応できるように。
だから…今度は防御じゃなくて、攻撃の方を鍛えて欲しい」
ケイト「…んー…わかった」
アイズ「!//」ぱあ←顔色が輝いている
ケイト「あれ?そういえばベルにも教えてないな。
前に頼まれてたけど」←448ページ参照
アイズ「先に、私に」あせあせ
ケイト「それもそうだな。わかった。
でも今からじゃ都合がどうかもわからないし、明日の朝は都合がいいか聞いてみよう。
アイズも朝の鍛錬に参加する?」
こくこく!!
ケイト「よし。とりあえずヘスティア様にでも話を通しておこう。
テレポートで話してくる。数分だけ時間かかると思うからその間にストレッチでもしてて!
帰ったら沢山叩き込むから、そのつもりで」
アイズ「わかった」こっくり
そうしてヘスティア・ファミリアのホームに訪れて話した直後
ヘスティア「無論、今からでもOKさ!!b」ビシッ!!
意気揚々と了承された。
が、そこにはヘスティア様以外誰もおらず迷宮に潜っているらしい。
ケイト「今いないなら明日の朝にお願いします。
でも門外不出というか見つかったら怒られるというか殺されるというか…;」汗
ヘスティア「う、うん;」
ケイト「今からだと皆起きてるし動いてるし見つけられる可能性だってあるし
下手をしたら戦争遊戯(ウォーゲーム)なんてことにも;」たらたら
ヘスティア「うん!ばれないように朝にやろう!!」必死
察しがよくて助かった(ほっ)