第25章 ジャガーノート
~裁判長~
朝の仕事中、執務室にて…
フィン(裁判長、か…
だったら、こういえばすぐ終わってたかもしれないね)くすくす
かあんっ!←木のハンマーを机に叩きつける
フィン『判決を言い渡す!僕が法だ!!』かっ!←真剣
ケイト『わあああああん!;;』号泣
フィン「…ぷっ…ふふふっ^^//」ぷるぷる
リヴェリア「?どうした?」
その後に「横暴だあああああ!」と喚いて泣きながら抗議を示すようにぱこぱこ叩いてくるであろうケイトの反応。
目に浮かぶそれに思わず笑みが止まらず震えながら笑う中、仕事の補佐をしてくれているリヴェリアに不審がられた。
リヴェリア「また良からぬことでも考え付いたか?」眉顰め
フィン「心外だなあ(肩すくめ)
少しケイトのことで思う所があってね?^^」くすくす
リヴェリア「そうか…ならいい。夫婦の問題は早めに解決させた方がいいぞ?」
フィン「ああ、わかってるよ。
ちょうど昨夜、解決させた所だ」
リヴェリア「そうか。ならいい」
というやり取りが執務室で行われていたなど、知る由もなかった。
朝7時から朝8時まで修業に励みまくった結果、集め過ぎたそれが暴発して吹っ飛ばされて倒れた。
様子を見ていたリヴェリアから休むように説教されたが、徐々にコツを掴み、判断能力を宿したまま使うことに成功した。
それが完璧に完成したのは9時過ぎで、迷宮に潜りに行くことを伝えた。
その時にたまたまアイズと会い、迷宮に行くことを伝えると一緒に行くと言ってくれた。
Lv.8になったこともあって、激上した肉体の出力に精神が未だついていっていないこと。
その帳尻を合わせる為に潜る予定なのだと説明した。
18階層を通り過ぎ、27階層まで行った所で悲鳴を上げる冒険者がおり
見たことのないモンスターが4匹ほどいた。