第24章 *衝突
ケイト「ホントは皆と一緒に居たいよ。これからも一緒に冒険したいよ!
知らないこと一杯知れて、一緒に居れて…否定しないで受け入れてくれて
できないこと、あって…、理解して……それが、自分の普通でっ;;
それ、ちゃんとわかって…くれてっ;;
私の気持ちまで、全部…ちゃんと、想って、くれててっ;;
ホントは…わかってた。レフィーヤにも怒られだがらっ;;」
フィン「うん。言ってたね」ぽんぽん
鼻声になる中、それでもなお必死に言葉を紡いで伝えてくれた。
ケイト「それでも…それでも、私は…きっと、フラッシュバックを起こす度望んじゃうっ;
それならいっそって…フィンに迷惑かけたくないし、皆にもっ!
私は…私は、一緒に生きていきたいよ。
なのに、過去が;フラッシュバックが、何度でも引き戻すんだっ;;
無くて当たり前だった。言っても受け入れてぐれなかった;;
なのにっ;;ここでは、違っててっ;;;
フラッシュバックを起こしたら、どうしても…どうじでもおおお;;;」
フィン「ああ。わかってる。僕もそうだった。
君に庇われた時、君の叱咤激励のお陰で正気を取り戻せた。
無事、ヘル・フィネガスを使って戦えたのだからね」
ケイト「ごめん…ごめんね、フィンっ;;
勝手に決めつけられて、言っても否定されて、それが普通だったんだ。
それで諦めてた。いないに決まってるって…その頃に、戻されちゃうんだっ;;
死にたくないのに、一緒に居たいのにっ;;どうしても、どうしても止められないんだっ;;」
フィン「ああ、わかってる(なでなで)
大丈夫だ…言っただろう?
僕が、何度でも引き戻すと…」
ケイト「!」瞠目
フィン「だから、死にたいのなら死を望めばいい。高らかに叫べばいい。
それを止めるのは、『夫』である僕の役目だ。君自身でさえ止めれないのだからね?
だから、その代わりとなってしまうのだけれど…僕が君に望むのは一つだけだ。
その時は、ちゃんと…伝えて欲しい。君の持つ想いを、抱いた考えを……
勝手に自己完結して、死のうとするのではなく
ちゃんと、ぶつけてくれ」ぎゅうう
一度は向かい合い話を聴き入っている最中、再び僕はケイトを強く抱き締め、彼女は涙を浮かべながら頷いた。