第24章 *衝突
フィン「よくも振り回してくれたな、このじゃじゃ馬娘め。
だがそれでいい。思う存分振り回せ。振り回したいだけ振り回せ。
僕がまた引き戻す。何度でもだ。
人には誰にでも傷がある。だが君の場合はそれが非常に顕著だ。
従って、死のうとする気持ちが顕著なのも十分わかり切っている。
だから自分を制御し切れなどと無理を言うつもりも無茶を強いるつもりもない。
常人では既に死んでいるだろうからね。
だから敢えて言おう。死にたければ死ね。
僕も勝手に引き戻す。生きたいと望むまで無理やりにでも引き込む。
楽に死ねると思うなよ。
僕の『君との人生』を、『未来』を放り出そうとした罪は重い。
ただ一つ、伝えるとするなら…あまり、心配させないでくれ。
君を失いかけたあの時…正直、生きた心地がしなかった。
……僕を…独りにしないでくれ」ぎゅうっ
何度も何度も欲望をぶつけるように叩き付けられた。
そんな行為の最中にそう伝えられ、絞り出すような声を上げながら、縋るように抱き締めた。
そのフィンは心なしか震えていて、その恐れがどれほどのものかを悟らせるには十分だった…
姉を失った時と、重なった。
ケイト「っ……ごめん、なさい…ごめんなさいっ……ありがとう…ごめんっ;」
涙が頬を伝いながら落ちていく。
フィン「赦さない。生涯ついて回るからそのつもりでいてくれ」
ケイト「そうするっ!私もそうするうう;;」
フィン「さてと、行為の続きを始めようかな」にやにや←ルンルン気分
ケイト「え?;」ぐすっ
フィン「君はいったみたいだけど僕はまだだからね?」にや
ケイト「その…熱い;脈打って;固くなって;」びくびく←既にいった後
フィン「だからまだだから、僕は」
ケイト「えっと…優しく?;」
フィン「無理」キラン
ケイト「でっかく、なって;」ぷるぷる
フィン「一昨日まで処女だった君にはきついだろうけど、頑張ってくれ」
ケイト「やっぱりドSの意地悪まああああん!!;」
フィン「ご随意に!」ずんっ
ケイト「ぎゃああああああああああああああ!!」
また再び、私は突かれた。
何度喘ぎ声を上げればいいんだろう?
あの時のように気絶するまでノンストップ(764ページ参照)よりはマシなんだけども;