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Unlimited【ダンまち】

第24章 *衝突





やっぱり気付いていないか…

吐血、というより喀血も完全に止まって、逆に元気になりつつあることに。


ケイトの咳は完全に止まっていた。

あの涙がケイトの抱いた答えで、生きたいという望みだったのだと思う。



フィン「ああ。意地悪だよ。
あまり動けない君をひたすらに襲おうと思うぐらいだからね」どさっ
ケイト「そういうのドSって言うんだよ!!ロキが言ってた!;」

隣にある僕の部屋のベッドに運んで腰かけさせた後、覆い被さった。


フィン「意味は解らないけど、まあいい。ドSで結構」
ケイト「結構!?;いいの!?;」
フィン「僕は君を抱きたい。夫婦になってから未だにやっていないことをやりたい。
君との子供が欲しい。子供と共に過ごす時間を共有したい。闇派閥のいなくなった今だからこそ欲しい。

まだまだ言わないとわからないかな?」
ケイト「十分わかった!十分わかったからとりあえず落ち着こう!!;」

フィン「嫌だ。欲しい」
ケイト「欲しい一択ですか!!?;」

フィン「だから今ここで押し倒してやる」
ケイト「待って待って!!;心の準備!愛しているけど準備期間を!!;
『今やりたい!』「OK!」「『はいGO!!』」なんて出来ると思ったら大間違いだあああ!!;」半泣
フィン「ぷっ//」ぷるぷる←そっぽ向いて口元押さえる
ケイト「また笑ったあああああ!!!!;」

相変わらずジェスチャーも面白いね(にやにや)


フィン「うん。その辺は慣れて欲しい」
ケイト「無理!;(腕ばってん&頭振る)
笑われるのも急に襲われるのもどっちも!!;」

フィン「結婚した後で既に覚悟は決まっていたはずだ。初夜の件を先に切り出して話したのは君だろう?」
ケイト「そりゃ確かにそうだけども!!;
ってか笑いの件は!?」

フィン「僕の笑いのツボを押さえる君が悪い」真顔&きっぱり
ケイト「え!?;悪いの私だけ!?;」

フィン「うん。可愛いから悪い」
ケイト「なにそれ意味分からん!!;」


フィン「じゃあ…いいね?」
ケイト「いいね!?;」

フィン「いただきます」
ケイト「まっ…ちょっ、ぬがさ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!;」
ビシャーン!!!!!

ゴロゴロゴロ!!!


その後…美味しく頂きました。雷鳴轟く部屋の中で。


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